2013年6月21日金曜日

友の会


師範学校と言う名の学校が昔ありました。正規の教員になるための専門学校でした。その師範学校を最後に卒業した私たちの同級生は、現在82歳から85歳の方たちがいます。戦後のどさくさ時代、兵隊から復員してきて入学した方がいたり、臨時教員をしていた方が、入学してきたりした学年だったので、年齢のばらつきもあったりして、なんとも奇妙な学年でした。

すでに、鬼籍に入られた方が、70名ほどいて、現在116名の方がおられます。
平成23年の6月に、25回目の同窓会を最後に同窓会を中止したのですが、希望者だけの『友の会』というのをつくりました。毎年、年一度は集まりましょう、という会です。全員に希望を聞きましたが、同窓会には、ほとんど毎回出席していた方58名の方が、友の会会員になりました。

そして一年後に第1回友の会を、(昨年6月)開きました。40名近くの方が集まりました。

今年も第2回友の会を、629日に行います。その出席のはがきを昨日閉め切りました。

余談ですが私、退職してからパソコンで遊びはじめたばっかりに、お世話係の一員となっています。何しろ、パソコンが学校に導入された頃は、男先生は、ほとんど管理職ということで、パソコンなどいじくらなくてもよかったものですから、機械に強いはずの理数の先生だった連中も、パソコンが使えないと逃げてしまいます。まったく困った連中です。この、機械にめっちゃ弱い私めがやっているというのにですぞ。おっとっと。話が横道にそれました。

今年の出席者は31名と、昨年よりかなり減少です。やはり、11年、色々なことが起こってくるのがこの年齢ということであります。しかたがありません。この1年で、お二人亡くなられました。

私らのような高齢者を、後期高齢者といいます。私の嫌いな英語では、前期高齢者を『ヤング・オールド』後期高齢者を『オールド・オールド』というそうです。
こういう言葉って、感じ悪いっていう人、かなりいます。ま、呼び名なんてどうでもいいんですが、呼び名にひしゃげる人もいますからねえ。その証拠に、二言目には、『もう後期高齢者やから』なんて、先回りして、何事にも腰を引いている人がおります。

思いますに、だれもが三浦雄一郎さんにはなれませんが、彼の言うように、「何歳になっても夢をあきらめない」という生き方は、だれにも出来ると思うのです。ちっちゃな夢でいいんです。楽しくやれることを夢みたらいいんですよ。三途の川を渡るような冒険はしない方がいいんです。あれは、三浦さんだから出来たんです。三浦さんほどになれば、周りに迷惑かけてもいいですからね。周りのたくさんの人に夢や勇気与えましたから。(笑)

 
同窓会に戻りますが、昔の思い出を語るのは、いいものです。みんな、にこにこと相槌をうちながら聞いています。してはいけないのは自慢話。これをはじめますと、ソッポをむかれます。たまにいらっしゃるんですよ。嫌われますから、しないことです。

さて、今度の友の会、どんな話がはずむことでしょうか。楽しみにしています。

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