2013年6月8日土曜日

本屋


本屋に立ち寄ることが少なくなった。あまり本を読まないということもあるが、最近は本屋で探すより、読みたい本をネットで探して購入するのが手っ取り早いのだ。新聞の広告などで、「この本が読みたい」と思って本屋に行っても、まず無いことが多い。注文すると、早くても45日はかかる。入荷の電話を頂いて、それを買いに出かけることになる。ネットなら、すぐに見つかり、申し込むと、早ければ、翌日届くのだ。無論送料はいらない。料金も引き落としてくれる。

その上、サービスもいい。好きな作家の本が読みたいと思って注文すると、「この本を読まれる方は、このような本も読まれます」と、ご丁寧に、その作家はもちろんのこと、良く似た内容の本を、ずらりと並べてくれる。じゃあ、ついでに……ということで、手をのばすことも出来る。

ま、たまには失敗もあって、同じ本を2冊も注文してしまったこともあるのだが、そんなことは、以後気を付けるので二度とは繰り返さない。

しかし、こうしたネットの注文は、考えてみると、何となく味気ない気もしなくはない。本屋でずらりと並んだ新刊本を眺め歩くのはけっこう楽しいものだし、買う気はさらさらないのに、手にとってパラパラとめくって立ち読みするのもいいものだ。「へえー。あの役者が、こんな本書いてるの?」とか、「こんなものがベストセラー?」などなど、暇なときにはけっこう時間つぶしに役だってきたものだ。

電子本というのがある。その中にはかなりの本が入っているのだが、入っていない本も、いくらかの料金で、購入すると、読めるようになる。本の手触り感はないのだが、字を拡大して読むことができるので、便利な面もある。そんなに高価なものではないので、買ってみようかと迷っていたのだが、機械類はどんどんと進歩していくので、そのうちにもっと便利に読めるものができそうな気がして控えている。いや、それより先に、読むことに興味がなくなるかもしれないのだが……。()

4 件のコメント:

  1. 私も本の購入はほとんどネットで注文です。
    電子本もできて、書店の経営はますます苦しくなっています。でも、これまでの最大の敵は図書館だったんではないでしょうか。
    なんといっても、ただで本を読ませてくれるんですから。
    管が民を圧迫してきました。
    図書館を作って運営しているのは税金です。
    それなら、われわれ納税者が本屋をつぶしにかかっているんでしょうか。

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    1. bagusさん。言われてみますとそうですかねえ。図書館が最大の敵とは、思ってもいませんでしたが。(笑)

      私は、ほとんど図書館は、利用していないんです。本にちょっとライン引いたり、書き込んだりするのが癖なので、ちらと覗いて座り込んで読むことはあっても、借りて読み終えることはめったにしていませんから、実感としてありませんでした。

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  2. 私も本はほとんどネットで買います。カードはちょっと怖いので代引きです。新刊の案内もメールしてくれるし便利ですよね。

    移動図書館が月1回って来てくれますが、1回に5,6冊借りて、好みの本は大方読みつくしてしまいました。市も貧乏なんですね、新しい本は買わないらしいです。

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    1. ま、予算のない時ですから、移動図書館の本は、なかなか買ってはいただけないのは良く解ります。そのうち、移動図書館そのものが、亡くなることになるかもね。

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