2013年9月11日水曜日

老化を遅らせる その1


いつも火曜日の夜は、劇塾の日だ。ストレッチをして、身体をほぐし、それから発声練習を450分する。それからいろいろと台詞の練習だ。

声を出す仕事をしている人は、長生きすると言われている。
歌手や、役者、アナウンサーなど、いつも声を出しているのだが、中には短命な方もいる。そんな方の死を知らされると、お酒の飲み過ぎ、夜更かしなどの不摂生をしたのでは?なんて思ったものだ。

カラオケが健康にいいというのも、よく解る。声だけではなく、歌詞をおぼえたりするのも、頭を使うことなので、いいはずだ。
特に、腹式呼吸でお腹から声を出すというは、全身運動に近い。

先生がよくおっしゃるのは、「トシをとると、滑舌が悪くなるので、しっかり口を動かして、相手に分かるように発音すること」ということだ。サシスセソがタチツテトに聞こえたりしないように練習したりしている。また、早口言葉も練習には欠かせない。

こうした基礎練習のまとめは、【ういろう売り】だ。この「拙者親方ともうすは……」で始まるあの歌舞伎十八番【ういろう売り】の台詞を憶えておくと便利だ。どこでても練習が出来る。車の運転中、夜、蒲団の中でだって出来る。憶える気になれば、だれでも憶えられる。めっぽう記憶力のない私がそのつもりになれば憶えられたのだから、間違いない。

(自慢じゃないが、私は、無意識にでも必要性を感じないものを憶えようとしても、憶えることがとても苦手で、カタカナことばの単語一つ憶えることが出来ないのだ)

こうしたことの練習の積み重ねが、はっきり話すことのくせに繋がるし、老化を遅らせることにもつながると思うのだ。ぜひ、挑戦してみてはいかがだろう。(ネットでういろう売りの台詞は、すぐ出てきます)

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