2013年9月16日月曜日

大変な敬老の日


荒れた一日でした。私の住むあたりは、たいした被害もなかったのですが、同じ町内では、避難しなければならない方もあったようです。多分、川の近くの方たちだと思いますが。

京都、滋賀、福井の特別警報地区の方、その他台風18号の風雨で被害に遭った方たちは、大変だったことでしょう。犠牲者の少ないことを祈っています。

今日は敬老の日。有難い日ですが、年寄りも、今日のような日こそ、自己反省する日にしたいと思っています。

自分でも分かることですが、色々なところに老化現象というものが現れてきます。身体だけではありません。気持ちや考え方にもあらわれてきます。やはり気持ちにも手入れということを怠ったらいけないと思うのです。

ま、私は今のところ、医者の薬を飲まなければいけない状態ではありませんが、色々と傷みはありますが、少々の傷みは、このトシなので、当然のことと思いますし、それを悔やむ気持ちもありません。

問題は、身体以外です。よく言われることに、【トシとともに、悪年寄りになる】ことだけは、気を付けなければと思うのです。身体が硬くなるように、心も硬くなりますと、ひがんで来たり、頑固になってきたりします。年寄りだからといって、親切を当然と思ったり、だらしない生活をしたりしていては、そうしたことが習いとなってしまいます。何であっても、立ち止まってしまうと、坂道を転がり落ちるのが老人です。お洒落にしても、「もう、どこにもいかないのだから、どうでもいい」と思い始めると、お化粧はもちろん、顔も洗うのがたいそうになるのが年寄りです。そして【汚い老人】になっていくのです。

私は、仕事を辞めた頃、これからの人生について色々と考えました。その時思ったのは、【どんな老人になりたいのか?】ということでした。いうなれば、自分の将来の自画像をえがいてみたのです。その通り出来る、出来ないは別にして、理想のお婆ちゃん像です。そうしたことによって、いつか、その理想の自画像に近づこうと思うようになりました。「優しい心を忘れない」「少しでも人のためになることが出来たらいい」「おしゃれを忘れない」「我儘を言わない」「くよくよしない」「心を広く」「信じる心を」「何でもいい方に解釈出来る」「何をしても代償を求めない」「ユーモアを忘れない」「学ぶ心を忘れない」「若い人に学ぶ」……などなど、出来そうなことも、難しそうなことも、何であれ、「こんな自分を作りたい」と思っての自画像です。

こうした自分を作ることを心のどこかに住まわせていますと、何となく自然にその自画像に近づいて行こうという思いが、無意識の中に根づくようです。例えば、ちょっとしたことに騙されても、「悪気があったわけではないだろう」と思うとハラはたちませんし、赦すこともできるのです。こうしたことは、やはりなるがままにしていては、心は枯れていくのを少しでもくい止められると思います。

まだまだ、自画像には程遠いのですが、自分を創っていく楽しみもあって、楽しい老後になっていると思います。

ご参考になれば、と思って書きました。

2 件のコメント:

  1. 昨日の雨大変でしたね。台風1過で今日はとても爽やかです。

    ごまめさんは沢山目標を立ててるんですね。流石~~と思いました。私なんてそんなこと思った事もありません。流れのままに老いて行ければ結構と思っているんですよ。

    だから、ごまめさんに比べて老い込み方も早いし、老醜も著しいです。健康寿命を延ばせー。とお国も言っていますからね。努力しなければいけないのでしょう。

    リハビリセンターに行けば、嫌でもリハビリはありますし、ハウスでも、脳トレやら阿波踊り体操、太極拳にラジオ体操、少しでも若く、健康にと配慮してくれます。有難い世の中ですね。

    まあ、そんな事をしながら、私は私の老いを深めていきます。特別な努力をして老人優等生にならなくてもいいかー、とも思っています。

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  2. mimiさんは優等生ですよ。mimiさんのようにはなれません。

    私は自分で目標たてたりするのが好きですが、目標通りには出来ないこともわかっています。私は普通になるために目標をかかげています。(^^)

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