2013年9月25日水曜日

集まり


小さな家に住んでいる。部屋は洋間2間しかない。だだっ広い居間(26畳)と寝室兼収納部屋(14畳くらい)の2部屋しかない。設計のときに、広々とした空間に住めるのがいいということで、息子が設計した。使い便利はとてもよいのだが、畳は一枚も敷いてない。パソコンは、居間の隅に持ちこんだので、居間に居ることが多い。居間が広いので、10人前後の会なら出来るということで、色々な会を開く。
昨日も、午前中に、文芸協会の役員さんの会があった。

ミニ同窓会であったり、仲良し会であったり、よくするのだが、汚い庭だが、車も置けるし、静かだし、家主一人という気易さもあって、「ここへ集まると、ほっとする」なんて言ってくださるのだ。

 
ミニ同窓会も、学生時代、特に親しくしていたわけではないのだが、10人ほどが退職後、場所を変えたりしながら、食事会やおしゃべり会をしているのだ。最初は、同じ勤務先になった3人の会だつたのが、いつの間にか10人に増えて行った。踊ったり、歌ったりの芸達者もいて、楽しませてくれる。

 
トシを取ると、出無精になる人がいて、だんだんと、ふけこんでいく、という現実を考えると、同級生でなくても、友達であったり、近所であったり、集まることはいいことだと思う。

女学校の同窓生にも、声をかけた。集まれる範囲の方たちが、10名ほど集まっていたのだが、2年ほどで今は、半分になってしまった。もう、遠方(といっても、車なら20分ほどだが)動けない、とか、体調が悪くて施設に入ったとかで集まれないのだ。そういうトシになってきたのだなあと、寂しい思いがする。

 
田舎でもご近所付き合いが、昔よりも稀薄になってきた現代なのだが、これからは、遠方に出て行けなくなることを思うと、ご近所というのは、大切な絆と思う。少人数からでも、そうしたことがはじめられたらと思っているのだが……。

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