2014年1月13日月曜日

成人の日


1月15日が成人の日であったのが、2000年から1月の第2月曜日に移動されました。その時分から思っていたことがあります。どうして第2日曜日にしなかったのかと。それは、日曜日が祝日ならば、月曜日は代休になるのですから、どちらになっても、3連休です。そうすれば、たいていの成人式は、成人の日当日に行うことが出来るのでは?と思うのです。私の町では、今年も昨日の日曜日にすませました。日曜日は、大抵の職場はお休みです。

最近は、成人式が事実上、学齢方式で成人式を行っていますから、中学の同窓会的な意味合いもあって集まってくる成人式です。ですから、式のあとは、色々と夜遅くまで遊んだりすることが多いものです。次の日がお休みというのは、帰郷している若者にとっても、ゆっくりできるのではないかと思うのです。そういうことで、殆どの自治体は、前日に行なっているようです。

ま、どちらにしても同じようなものですが、折角そうした日が定められているのですから、その日にするのがいいのではと思うのです。

成人式といえば、21世紀ごろからでしょうか、成人式に暴れる成人が、TVで報道されて、ヒンシュクをかっていたものです。一人前の成人と認めますという式典で、暴れて警察に逮捕されたり、壇上で祝辞を述べる市長さんに、「出ていけ」などと叫んでみたり、まるで、ガキのような若者を見せられました。こんなモラルの低下した若者の行動をマスコミは、七五三現象などと書きたてました。
こうしたことも、全国にはまだ毎年1件か2件はあるらしいのですが、何となく落ち着いて来たようではあります。
感心することではありませんが、中学生や高校生が、卒業式に学校や先生を恨んで暴れるのとは、ワケがちがいます。大人気のない行動です。

ま、最近は落ち着いてきたとはいえ、やはり、同窓会気分からか、私語が収まらなかったり、スマートホンをいじくったりと、来賓の気分を害する成人式も少なくないとか。  

それとは反対に、華やかな晴れ着姿の女性は、いつ見ても可愛らしいものです。
親御さんは大変と思います。でも、こうした派手な装いが出来なくて、成人式には行けない、なんて思うお嬢さんがいたとなると、考えものです。
ある時期、簡素な服装で、ということが言われた時代もあったのですが、いつの間にか、そうした風潮はなくなったのか、貸衣装でもすごく高価なものを、成人式に備えて、一年以上前から、予約をしている、という方が多いと聞きました。いい柄は、そうしないと、回ってこないのだそうです。

私の思うには、皆さん、どんな簡素な衣装であっても、柄が古くても、何であっても似合うお年頃なので、あまりお金を使わずに、お洒落してみては? と、老婆心ながら思いました。

余計なことを書きましましたが、心から、新成人におめでとうございますと申し上げます。頑張ってほしいものです。

 

2 件のコメント:

  1. 私は祝日を月曜日に移動すること自体に疑問を持っています。祝日の意味、祝日とした由来などを考えるといつでも休みになればいいと、いう事ではないように思うんですけどね。それに3連休になったからと言って、旅行が増えるとも、消費が増えるとも思えないのです。

    毎年ころころ変わる祝日は老人には分かりづらく、祝日は休日としか理解できないように思います。

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    1. たしかに日が毎年変わるのは、憶えられないだけでなく、祝日の重みが亡くなりますね。

      でも、成人式などのためには、多くの方たちが里帰りが出来て参加者が増えるのはいいと思います。

      体育の日や、敬老の日まで、しなくてもいいとおもいますがねえ。それとも、敬老のためには、連休がいいのかな? 親を旅行に連れていくとか。(笑)

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