演劇は、仲代達矢の無名塾【ロミオとジュリエット】だった。
この美しくも悲しい愛の物語は有名な作品なので、今までに芝居、TVなどで観たことがあるのだが、仲代達矢が、神父さんの役をするためだろう。ロミオとジュリエットが亡くなったあと、最後に神父さんが出てくる場面があったりして、新しい感覚のものだった。やはり、仲代達矢は、オーラーのある役者なので、すばらしいなあと思った。無名塾の役者さんも、声もよく出ていて、さすがに【一人前の役者を育てる】という無名塾だと思ったのだが、そんな中でもキラリと光った存在だった。
ただ、シェイクスピアのあの独特の台詞は、現代ではちょっとモテないかもしれない。私らの世代の者には、懐かしいものがあるのだが……。
市民劇場は、会員が少ないと成り立たない。3人以上のグループが幾つも集まった会員制なのだ。毎年、100名ずつの減少が続いているそうだ。お世話人が、会員を増やすようにと、皆に呼びかけていたのだが、今年は、50人ほど増えたそうだ。ずいぶんとお世話人は、ご苦労なさっている。ありがたいことだ。
舞台を観る楽しさを、徳島の人達は、はもっと広めることができればいいのにと思った。
ごまめさんのように、ご自身が演劇にかかわっておられると、観劇の仕方もまた違ったものになるのでしょうね。漠然と観るだけではなく、細かい所まで目が届くだろうと思います。
返信削除いい物を見て、あの独特の雰囲気に身を浸すだけでも、心が潤いますよね。老年期こそそれぐらいの余裕を持っていい時でしょう。自分で車が運転できるごまめさんが羨ましい。
私は、演劇に関わっていると言える身分ではありませんが、台本書きの真似ごとをしている関係で、少しばかり、見方が違うかもしれませんね。
削除車の運転が出来る、ということは、私の世界が広がったと言うことかもしれません。都会にすんでおれば、車はなくてもいいのですけれど、まだ田舎では、車がないと、不便ですものね。
ただ、車の維持費で、タクシーに乗れば、かなり乗れますけれど。(笑)