2014年1月2日木曜日

福袋


北国では、吹雪ということですが、こちらはとても穏やかなお正月二日目でした。一般市民といたしましても、ありがたいことです。ましてや、神社仏閣では、いい出足の参拝客で喜んでおられることでしょう。

とは言いますものの、年々参拝客は減少しているような感じです。以前は、除夜の鐘が鳴り始めますと、我が家から北の方向に当たる大麻比古神社とか、四国一番札所お参りの車の音が、家の横の町道にまでもひっきりなしに聞こえていたものですが、そうしたザワメキもだんだんと少なくなってきています。

その代わりではないでしょうが、大型テンポの駐車場は、開店と同時に、みるみるうちに、一杯になってしまうようです。

私も、福袋を買いに行きました。駐車場を、くるくるとまいまいして、やっと駐車が出来ました。

生まれて初めての福袋ですが、これにはわけがあります。

年末、ちょっとしたカーディガンを買いたいと思って行きましたところ、「福袋には、3枚の服が入っていて1万円で、とてもお得ですよ」と顔なじみの店員さんがおっしゃるのです。「合うか合わないか分からない福袋は、得にはならないわ」と言いますと「そんなことないですよ、中身見せてあげましょう。確かめてください。M寸、L寸とありますからね。どちらにしますか?奥さんに似合いそうなのを探してきます」といって、店の奥に入っていかれました。やがて袋を持ってきて、中味を見せてくださるのです。定価表の付け方がどうなっているのかわかりませんが、19000円の上着、13000円のカーディガン、9300円のブラウスが入っています。それに消費税が加わって、合計43000円ほどの品物です。気に入れば予約をして、元日か二日に買いにきてください、ということなのです。何となく福袋といったイメージが違ったのですが、流行りを追いかけるわけではないので、柄や色目に難がなければ、お買い得ということで、予約をしてあったのです。それを今日は頂きに行ったのです。

「この福袋の品物は、去年の売れ残り品ですか?」と遠慮なく尋ねますと、「福袋用に、別に作っているようですよ」とのこと。下着でもなんでも、1000円のものを500円とかで売っている特別安売りの品は、ちょっと製品の質が違うことが多いので、この福袋の中の品も、それに良く似たものらしい。ま、1枚3333円と思えばいいので、けっして高くはない、と思い満足して買いました。

「安物買いの銭失い」ということになるかもしれません。と言うのは、普通の買い物で、この3点が店頭に並んでいたとしますと、多分、飛び付いて買ったりはしなかったと思うからです。

でも、着ないままお蔵、ということはないので、銭を失ったとは思わないでしょう。そして鬼の首を取ったほど、嬉しくもありません。

今年からは、財布のヒモは、今まで以上に絞めていくつもりです。年金は下がりましたし、物価は上がりつつあります。交際費はこれからは減ることはなさそう。喜び事は減っても、その反対が増えていく。(笑)

何を締めるか、それは衣類、生活雑貨の無駄遣い、電気、水道、ガス……なんて考えていますが、それも、そんなに贅沢に使っているわけではありません。絞めたところでたいしたことはありません。

ま、無ければ使いたくても使えません。借金はしない主義なので、それなりの生活をしていきます。

……ということで、福袋の服が福を呼んでくれることを願いつつ、さっそく、カーディガンを着て書いております。(^^)

2 件のコメント:

  1. 福袋って中は買ってからのお楽しみだと思っていましたがそうじゃないんですね。でも、いいお買い物をなさいました。今年はきっと本物の福が来ますよ。

    家の孫や曾孫は西宮の長女の家に集まっているそう、この家の孫、曾孫は旦那の実家へ・・・・で、私は初ディケアに行ってきました。ちゃんとお正月料理が出ていて感心しましたよ。年賀状は出さないつもりでしたが、いっぱい頂いたので、明日お返事を出さなきゃ。

    やっぱりお正月は忙しいです。お寺さんのご挨拶だけは今年から長女の仕事にしました。

    返信削除
    返信
    1. 福袋にも、色々あるようです。売れなければ困りますから、客の便利も考えるのでしょうね。特に着るものなどは。

      お菓子屋、おもちゃ屋、文具屋、靴屋、鞄屋、殆どの店がそれぞれに福袋を並べていました。店内は、大きな福袋を抱えた人たちが一杯。(笑)

      削除