2014年1月26日日曜日

火災


最近、よくニュースで報道されているのが、火事。それも、老人夫婦、独居老人の家から出火して、連絡がとれないということ。

最近の暖房器具は、ある時間が過ぎると、自然に消えるものとか、転がっても、火は消えるといったものが多いのだが、どういうことで、火災が起きているのか、そうした報告は、あまりされていないようだ。

 

多分、台所の火が原因ということが多いのではないかと思う。私自身、火を付け忘れて、焦げる匂いに慌てて火を消すということが何度かあった。もう火をつけたら、親のカタキとばかり、火のそばを離れないか、離れるときは、タイマーをポケットに入れておかなければ、失敗することが多くなっている。つい、「ちょっとゴミを出しておこう」なんて思って火のそばを離れても、「あ、これも片付けておこう」なんて、思って片付けたりしていると、すぐに5分くらいは過ぎてしまう。
家の中に入って、はっと気づいて台所に走り寄ると、鍋の中は煮詰まりかけていたりする。

 

こうしたことが、何度も重なると、もう、何事もすぐ忘れるということを性根に据えて、物事にあたるようになってくる。それでいいのだ。格好悪くても、メモ帳、タイマーと仲良しにして、迷惑をかけないようにするしかない。

 

火ばかりではない。こうした一種の記憶力の衰えを認めずに、若い者と同じようにコトを処理しようとふんばっていても、それはムダな抵抗というもの。例えば、使える機器を使う。携帯に、行事と時間を打ちこんでおくと、忘れていたこともピーとか、時間でーす、とか言って教えてくれ、思い出すことが出来る)こうしたことを「情けない」などと思うことは、バカげていて、頭がダメなら、機械で補足出来るわ、というように思っていると、「ああ、もう惚けはじめたのか……」と落ち込み、沈みこむよりは、ずっと楽しく暮らせるということと思っている。(^^)

そして一方では、楽しみながら、記憶力、推理力、などを蘇らせる遊びなどに熱中してみるのもいいと思っている。

*昨日、またまたmimiさんが、貴重な体験からのご意見を載せてくださっています。ご参考までに。


2 件のコメント:

  1. 80歳を過ぎてお鍋を1回も焦がしたことのない人は少ないのではないでしょうか。私も煮物が炭になりかけたことがあります。事無く今日まで来られたのは単なる偶然、一歩間違えば焼死したって不思議ではないぐらいです。

    タイマーとメモ、いい考えですねえ。唯、年寄には携帯を扱えない人が多いです。電話はするけれどメールは駄目、と言う方多いですね。お嫁さんにガスを使う事を禁止された。と言う方もあります。

    私も今は台所へは入らない事にしています。禁止された訳ではありませんが、自分の部屋以外は家の中ををウロウロしません。娘や孫が時々様子を見に来ますし、それ以外、用事があれば携帯で娘を呼びます。御免なさい。火事とは関係ない事でした。

    自分の体力と脳力を客観的に捉えて行動する方がいいんでしょうね。

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    1. 足がわるくなれば杖、耳には補聴器、頭には、機器、ということで、いきましょう。

      大体、携帯を持つくらいの方は、メールくらいやる気になれば出来るのに、面倒がってしないだけですよね。心がけ、よくないよ。(笑)

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