文芸春秋編の文庫本に「不安なく暮らすための新しい常識」と言うことで、【老後の真実】という本があります。もう何か月が前にネットで4.5冊の本を買った時にこの本もまじっていたのですが、手にとっていなかったようで、ひょっと出てきたものですからみていたら、
【ど忘れの回数は、子どもも年配者もほとんど変わらない】という実験結果が書いてあります。
脳も記憶力も、老人が思っているほど衰えてはいないそうです。面白い実験データーがあります。
生後半年以内の若い兎と、2歳~3歳の兎を使って大脳皮質の海馬(記憶を司るところ)の性能を測定したところ、もの憶えの早さは、たしかに若い兎が早いそうだが、シーター波(興味をもつてワクワクする時に出る脳波)が出ているときは、若い兎とほとんど変わらないのだそうで、脳そのものはトシをとったからといって衰えはしない、ということ。
「最近トシとって……」と嘆く前に、自分は若い気持ちをもっているか、物事に興味をもっているか、が問題だ、ということです。
ま、こうしたことは、よく言われていることですが、そうした若い気持ちがだんだんと薄れていくのが、自然現象なのですから、やはり努力しないとあかんということのようですね。(笑)
老いを書いた本を私はあまり信用しなくなってしまいました。自分が老境に入って自分自身で実験しているようなものですから、言われなくても分かることがあるんです。
返信削除わくわく出来ないから老人なので、何にでも大笑いできるなら、まだ老人とは言えないと思います。そんな状態続けられる人は、何時までも老いないでしょうね。努力して死なないなら・・・でも、私は自然がいいです。
ワクワクしながら、大笑いしながらころりと死ねればいいと思いませんか?
削除トシをとっても、笑える人生って素敵です。
身体の老いは仕方ないけど、心の持ち方では、笑えることは、あると思います。
私は脳天気なのかもしれませんが。(笑)