2013年12月10日火曜日


私の家の近くの12軒が、一つの班になっていて、回覧板をまわしたり、町の一斉清掃など等、助け合いながら仲良くやっています。近くといっても、田んぼを隔てての12軒なので、いつもいつもお顔を合わせているわけではありませんが、年に何度かの集まりには、笑いが絶えないような愉快な班でもあります。

私の家以外は、他の地域から移ってこられた家族です。殆どが一世帯家族で、大きくなられた子どもさんたちは、それぞれ独立されて遠方で暮らしていたり、近くで住まれたりしています。

若い所帯は3軒ほどです。まだ子どもさんがいなかったり、小学生の子どもさんをかかえて、共働きしていたりしています。

班の中の最高齢者は私で、退職されていても、70代、60代で、もう高齢者といってもいいでしょう。

むかしから、この土地に住んでいた我が家なので、私の様な者に、色々と相談に来られるのです。私も分からないこともたくさんありますが、ま、共に相談にのってあげております。

何年か前、ある規約を創りました。何かあるごとに、お包みの相談をもちかけられていたので、これからは、病気だの入院だのということが多くなることも予想されましたので、そのたびに気を使うことがあることを考えて、結婚、お見舞いその他のお包みを、特別のお付き合い以外の方たちは、お返しなしの3.000円ということにしました。これは、だれも反対する方はなく、後で皆が良かったと言いあっています。こうしたことは、やはり、一番年増の私が言いださなければ、と思ったからです。

これと同じような規約を古い昔からの家12軒の間でも作りました。入院と死亡が多くなった最近は、この規約がなければ、かなりの出費が重なることになりますし、頂いた方も、お返しの心配もなく、助かっているのです。

やはり、都会とちがって、田舎のご近所付き合いは、絆は強く、何かあれば助け合いしていますし、義理人情も厚いので、何かの形で気持ちを表すことをしたいのです。

今日は班の、Nさんが来て「お隣のAさんのご主人が入院したんですが、重体らしい」とのことを知らされました。お見舞いに行くべきかどうかと相談にこられたのですが、私なりの気持ちをお伝えしておきました。お家の方に、お聞きしてから行かなければ、かえってご迷惑になることもありますからと。

Aさんは77歳。まだまだ人生を楽しんで頂きたいのです。早くよくなられることを祈るばかりです。

1 件のコメント:

  1. ごまめさんは、隣組のご意見番もなさってるんですね。難しい役目です。

    大抵の所が班ごとにそう言う約束事をしているようですね。私の所もそうでした。2,3年はうまく行くのですが、そのうちに規約破りが出てきます。うちとあそこは特別だから、と言う調子で・・・お返しなしの筈が、うちは特にお世話になったので、とお返しが届きます。で、約束はおじゃん。親戚の間でもそういう事はありました。

    マ、怒る訳にもいきませんし、困惑の態です。

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