あるお方が、「最近の若い者は、片付けることをしない。いつ見ても、部屋が散らかっていて、足の踏み場がない」と嘆かれていたが、よくある話である。こういうことをおっしゃる方は、ほとんどが孫のこと、いうなれば、お年寄りである。
むろん、性格にもよるのだろうが、昔と違って、小さいときから、ひと部屋を与えられ、散らかしても叱られない、自由にのびのびと育てられた子どもが、大きくなっても、散らかった部屋に何の不快感も感じないのは当然かもしれない。こうした躾は、子どものころから喧しく言わなければ、難しい。「散らかしてあるのは恥ずかしい」という気持ちにでもならなければ、なかなか片付けられないのではなかろうか。
私の子ども時代は、散らかそうにもそんなにモノを持っていなかったし、自分専用の勉強机などもなかったので、夕食がすんで、ちゃぶ台の上がきれいになってから、ランドセルを持ちだしてきて宿題を広げたものだ。
家の中も、一つの部屋が、食事の部屋になったり応接間になったり寝室になったりするのだから、いつも綺麗に片付いていないことには、生活が回らない。どこの家も、ある程度は片付いていた。
汚い所に住むよりは、片付いたところに住む方が気持ちがよいのは当たり前と思うのだが、これからは、汚い所が当たり前の世の中になるやもしれない。片付けを知らない子が大きくなり、そんな親に育てられた子も、片付けが出来ないとなれば……の話だが。(笑)
最近は、若い人だけではなく独り暮らしの老人でも、片付けの出来ない、というより、片付けを面倒がる方が多いという。これは、一種の老化現象というのだろう。
ともあれ自立の出来る間は、ゴミ屋敷にならぬよう、部屋であれ、身であれ、小奇麗にしていきたいと思っている。
片付いていると仕事も効率的に出来ます。でも片付けられない人は片付けられないみたいです。性格でしょうか。私もどちらかと言うと面倒臭がりで、つい物を出しっぱなしにしてしまいます。
返信削除年寄になると気を付けないと、物の置き場が分からなくなって認知症と間違われますね。心します。
私はわりあいに片付けてしまうのですが、片付けたものをまた探す、ということをよくやります。(笑)
削除ですから、何をどこにしまったか、ということを付けるノートをこしらえておこうかと思います。(笑)
ノートの置き場所が分からなくなります
返信削除ノートの置き場所は常に、机の横にぶら下げておくことです。(笑)
削除ノートをしまいこんではいけません。(笑)
書くのを忘れるとこれもまた困ります。
説明書がどこにあるのか分からなくなったデジカメ。しばらくぶりに写そうと思っても、きれいに写りません。(::)