2012年7月24日火曜日

コーラ


マーケットに食材を買いに行った。そのついでに、コーラを買おうと、売り場に行った。ジュースはあまり飲まない私だが、コーラは好きでよく飲んでいる。


最近店頭にコーラがたくさん並んでいる。それも、0カロリーとか、糖類0と書いたものが多い。そうしたものが、よく売れるのだろう。


以前は、コーラといえば、コカコーラかペプシコーラしか並んでいなかったのだが、最近は、キリンが出しているキリンメッツコーラが肩をならべている。
このコーラは、『食事の際に、脂肪の吸収を抑える』と、書いてあり、【消費者庁許可、特定保健用食品マーク】がついている。あの黒色の人間が円の中で胸をそらして万歳をしているマークである。あのマークがついていると、一応、書いてあることが信用できる、と思っているので、発売以来、脂肪の多い私は愛用しているのだ。

あのマークは、なかなか許可が降りないと聞いたことがある。きちんとしたデーターが揃わなければ出さない、ということなのだ。国が認める以上、当然のことだろう。


コーラが初めて日本に上陸してきたときは、多くの人達は、「なんだかヘンな味の飲みモノだなあ」と思ったのに、またたく間に日本中に広がって定着した。私もその一人である。



コーラといえば、以前、面白い話を聞いたことがある。
あのコカコーラのビンの形は、独得の形である。それは、女性がスカートの裾をぐっとすぼめてヒップラインを強調しているスタイルからヒントを得たものらしい。

若い青年が、ガラス工場でビンを洗っているとき、彼女がそんなスカート姿で現れた。

そのイメージにピンときた青年は、デートのあと、そんなビンを創り、意匠登録をして、コカコーラの会社に持ち込んだのだ。

コカコーラは、それをさっそく採用したところ、爆発的に売れだしたものだから、青年の懐には、ざっくざっくと20億近くも入ってきたとか。何ともハッピーな青年だ。


彼女とその後どうなったかは知らないが、彼女が全く違うスカートをはいていたら、考えつかなかったことだろうから、彼女にも、大いに感謝し、更に仲良くなったことだろう。()



それにしても、人間の心理って面白いものだ。ビンの形が変わっただけで、売れ行きが爆発するなんて……。






4 件のコメント:

  1. そうなんですか。知りませんでした。何が創作のヒントになるかわかりませんね。その青年、才能があって、常に周りを注意深く見ていたんでしょうね。ただの偶然とは思えません。

    私はコーラは今でもあまり飲みません。専ら、大塚さんを贔屓にしています。

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    1. 特許をとってお金儲けのできる人達は、才能にめぐまれているんですよね。

      才能の無いものは、何をみても、新しいことは浮かびません。

      言われてはじめて、なるほどと思うだけ。(笑)

      コーラは、コーヒーと同じように、中毒?になりそう。

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  2. ごまめさん、何でもよくご存じですね。外国の人だからユーモアたっぷりの創作力が、あるんでしょうか、面白いですね。私は若い頃、コーラは体に「きつい」と聞いてましたので、あえて飲みませんでした。でも、ごまめさん愛用しているとのこと、お元気ですよね。あれは誤報だったんでしょうかね・・・これからは、気にせず飲みます!

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    1. コーラは、「きつい」というのは、どういうことかよく解りませんが喉には沁みますね。
      私は、毒にも薬にもならないと思いつつ、飲んでいましたが、新しいキリンのコーラは、少しは、身体にいいのかと、思いました。ただ、1本につき、20円近く高いですがね。
      キリンから、宣伝を頼まれたわけではないのですが、『脂肪の吸収を抑える』のが、どの程度かは、分かりませんが、食事の時に飲むのが効果的なんでしょうね。

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