2012年9月17日月曜日

反日デモ


中国で、えらい反日デモが起こっている。デモというより、暴動、強盗というようなことだ。そもそも、尖閣諸島の買い取りを言い出したのは、石原慎太郎東京都知事だが、国が買い上げということになったことで、火に油をそそいだのだろう。眠れる獅子の尾を踏んで、獅子をゆり起してしまったのか。

それにしてもひど過ぎる。貴金属目当てに、計画的に破壊、侵入したりしているところもあるらしい。現地の日本企業の中には、再起不能の会社も出てくるのではなかろうか。

石原さんが、4月にワシントン市で「日本人が日本の国土を守るために、東京都が購入する」と発言して、東京都で寄付金を15億円近くも集まっているということは、日本人も、「こんちくしょう」と、中国にたいしてハラを立てているからだが、日本人は、そういう野蛮なことはしない。

民主党がとろとろしているからだと言わんばかりの世論だが、この問題は、民主党だけの責任ではない。いや、正しくは、今までの歴代の自民党政権は何もしてこなかった、問題を先送りしてきたためのツケだろう。
何かにつけて、溜まっていたウミが去れ目からふきだしているが、
悪い時に政権交代したものよ、と民主党を気の毒がってくれる方がいる。しかし、悪い時だからこそ、交代したのだから、お尻ぬぐいはいたしかたないと思うほかない。

ある評論家の方のおっしゃるには、中国政府がそういう暴動に強く取り締まりをしないのは、日本とアメリカの関係がよくないところに付け込まれたのだと。日本とアメリカの関係がよくない、だから日本に対して多少変なことをしても、アメリカは文句を言わないだろう、と思わせてしまったのだ、とおっしゃる。そしてさらに、日本とアメリカの関係を悪くしたのは鳩山さんだとか。鳩山さんの言動は、もう信じがたいが、鳩山さん独りの責任転嫁は気の毒なことだ。

まあ、我々のような者には、真偽のほどはわからないが、それにしてもだ。中国の暴動は呆れてしまう。いくら中国人が、政府に対して不満が爆発寸前にまで膨張しているからといって、このような暴挙でガス抜きされたのではたまったものではない。つくづく野蛮な人種と思う。
 
こうした大変な時、民主党も自民党も代表選に目の色が変わっている。こうした選挙にも、総理の器には?と思うような、売名行為のような立候補者が出てくるからこまったものだ。
誰がふさわしいリーダーなのか。結果を待つしかない。

 

2 件のコメント:

  1. 新聞やテレビを見ていると目が点になりますね。人は、さまざまに言い、さまざまに思いますが、もともと、中国の人と日本人は価値観も考え方も習俗も合わないんだと思いますね。

    日本人には中国人の考えが分からないし、中国人には日本が分からない。仲良くするなんて、もしかしたら不可能かも・・・安い労働力に目がくらんで中国に進出した企業は考え直した方がいいのかも知れません。ま、私にはよく分かりませんが・・

    関わらないのが1番かも知れませんね。

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    1. 一部の中国通の方のおっしゃるように、中国という国は、いつも警戒していなければならない国、というのが本当でしょうね。国民性というか、現在の民族は、礼儀だの、道徳心など、言っていては、生き残れなかった民族ですからね。それに、国内ででも、残虐行為を繰り返してきた歴史があります。怖い国です。日本では考えられません。

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