2012年9月9日日曜日

やっぱり……


昨日(9月8日)のTV「ウェークアップ!ぷらす」という番組に、仙谷さんも出演しておられた。司会者は辛坊治郎氏。

番組を見ながら、思いました。今回にかぎったことではないが、やっぱり仙谷さんのお話は、豊富に世界情勢を把握されていて、視点が狂っていない。何を話されても、納得できると。

今回も、野党のことについても、ただ悪口を言うようなことではなく、聞いていても、納得できる。

しかも、言わなければならないことは、ビシリとおっしゃるので、気持ちがいい。東大の女先生が、民主党のことを、「ただ税金をあげることだけしかせずに云々」とおっしゃったとき、すかさず、

「ちょっと待ってください。野党ならともかく、少なくとも、あなたのような研究者が、そんなでたらめなことを言うべきでない。民主党が、今までにやってきた色々な改革を、知らないということはないでしょう……云々」
というようなことをズバリとおっしゃったので、私も溜飲を下げた次第。

 
脱原発問題にしても、精一杯早くと、そのために動いているが、それが可能な時期まで、安全第一に考えながらの原発稼働がなければ、節電や、高値止まりの石油のため、日本の工場を、どんどん外国に追い出す形となる。景気はよくはならないし、労働者の待遇もよくならないことをふまえて話されていた。

何もかも、一度に解決することは、誰が梶棒にぎってもできないのだ。
増税にしても、原発にしても、深い考えもなく民意に同調して、反対を唱える議員は、私は信用できない。

 
解散の引き延ばしについても、「憲法違反や、国民の望む定数削減の問題を棚上げしたまま、解散は出来ないのが当たり前」と。もっともな回答である。

 
元総理、自民党の森喜朗氏は、次回は出馬しないとのことで、言いたいことをおっしゃっていらしたが、解散については、仙谷氏と同じようなことをおっしゃっていた。
また、新党に群がる議員のことを尋ねられると、「多くは自分の身の安全が第一なんです。当選出来そうなところに寄っていくだけ」というようなことを言われていたが、元総裁がおっしゃるのだ。その通りなのだろう。

 
メディアの責任は重い。正しい報道をすることが、選挙が正しくおこなわれることと、つながっていくようだ。野田総理の悪口は山ほど書いても、立派な仕事をしたことは、書いてない。

 
私の思うに、国会議員でありながら、勉強もせず、ただ親分につきまとっているような議員さんがしている仕事は、だれにでも出来る仕事なのだから、そんな仕事は、高い給料をはらって、国会議員にさせることはないと思う。国で事務員をしっかり雇って、議員の数を減らしたらいい。

議員になっても、仕事のほとんどが、次期当選のための運動ばかり、なんて本末転倒。国会には、通信簿がないのが遺憾である。

 
私ら庶民は、党などどうでもいい。本当に優れた考えを持たれて、実行していく方たちが、100人もおられたら、国はいい方向に向かうのではないか。

党などがあるから、ややこしくなる。もう、私たちもやけくその気分なので、言いたい放題言わせてもらった。

2 件のコメント:

  1. ごまめさん、そのとうりです。私もテレビを見ました、その日の15時からミニ集会に出席して仙谷さんにお会いしました
    お疲れのようでしたが、しっかりと話をして皆さんに訴えておられました。市議の久次米さんんたちも、民主党が何もしていないと言う報道に、国会議員に聞き調べたところ6、7割がた出来ていることを報告していました。出来ていることを言わないのですから報道が悪いとしか言いようがないですね。主人は、以前から党撤廃論者です、事あるごとに力を入れて言ってます。何があるか分からない社会情勢です、仙谷さんに元気で頑張って居てもらいたいですね。

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    1. スターや役者さんを贔屓にしているのとちがって、政治家のばあいは、その方の考え方、者のとらえ方、どこに視点をおくか、そういったことで、私たちは『この方なら、間違いない』と見極めておりますから、民主党がつぶれても野党に下っても、応援出来るのですよね。頑張ってください。

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