2012年9月4日火曜日

歌はボケ防止?


高齢化が進むにつれて、ボケないための色々なことが言われだしました。それがまた商品化される物もでています。脳トレなんていうのもその一つでしょう。

そんな中の一つに【歌うこと】があるようです。楽しく歌ってボケ防止ができるなら、しっかり歌うことですね。

 

以前から、カラオケ大好きな友人が、「最近、思うように声が出なくなって、歌う楽しみが無くなった」とおっしゃるので、「専門の歌手だって、高齢になったら皆さん、声は悪くなっていますよ。それでも人様の前で歌っているじゃないですか。お金のとれるような声でなくなっても、聞いている者は、楽しんでいますよ。まして素人が楽しみに歌うのですから、声が悪くなろうがかすれようがどんどん歌ったらいいじゃないの。ボケ防止のためにもいいそうよ」と、言ったのですが、はたしてどうなさるのでしょうか。

 

私は昔、同僚だった音楽の先生が、退職なされて音楽教室をはじめられたのを機に、1年ほど、歌のレッスンに通ったことがありました。人前で歌うことが、苦手で、カラオケのお付き合いがまったくできなかった私ですが、その1年間(週1回)で、何とか、お付き合いできるまでになりました。
「歌は、呼吸法、発声法、表現力が3本柱」なのだそうです。いつか専門家が言ってました。うまい人は、呼吸に声を乗せ、声に歌詞を乗せ、歌詞に心を乗せて歌うんです」と。だから、カラオケで、ただ歌だけを歌っていてもなかなかうまくはなれないわけで、正しい呼吸の仕方と発声の方法を習うことで、ある程度までは歌えるということでしょうか。

幸いにも私の師匠は、私のでたらめだった呼吸と発声をなんとか直してくださったおかげで、出なかった声が少し出るようになったわけです。

といっても、上手くなったわけではありません。表現力というのがダメですから、お付き合い出来る程度のものです。

 
先の友人がおっしゃっていたように、声帯だってトシをとりますから、いつまでも美声が出るはずはありません。でも、何でも同じと思いますが、【続ける】ことがそれをくいとめたり、若返らせることにもなるのではないかと思います。

 
こんな新聞記事があります。

「声帯若返りの基礎練習」

 1.まず軽く口を閉じて、自分の出せる最低の音を「うーー」と出す。

 2.その音からだんだん高い音にあげていき、最高音まで出す。

 3.つづいてまた最低音までさげていく。

 このような、サイレンのようにうーうーと声をだすことを1日に三往復ほどすることで、音域も広がり、声帯が若返るのだそうです。

ただし、私は、やってみたのですが、途中、喉がはしかくなって、咳きがでてしまい、出来ませんでした。()

ま、保障はできませんが、専門家の方が書いておられるのですから、間違いないと思いますよ。

こうしたことが、ボケの防止にもつながるのでしたら、お金もかかりませんから、やってみてもいいですね。

 

4 件のコメント:

  1. カラオケのできる人ってほんとに羨ましいです。宴会にはカラオケはつきものですし、歌っている人はほんとに楽しそう。楽しいというのは、きっと脳にもいいのですよね。

    カラオケができるかどうかは別にして、声帯は老化するようです。以前は電話すると「お元気そうですね」と先ず言われていました。最近は「お疲れなんですか」と言われることが多くなりました。

    教えていただいた「ウー」の練習やって見ようかな、と思います。

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    1. mimiさん。サイレンやってみてください。
      ちょっとひとりでやると、お隣さんが、びっくりなさるかもしれませんから、何人かでやってみてはどうかしら。(^^)

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  2. 友人が、私の歌を聞いてカラオケ教室に誘ってくれました。自分で音痴と思いこみ、それでも歌が好きで、恥ずかしいと思いながら歌うものですから聞きかねたんでしょう。こんな調子でレッスンを受けましたので、それは大変でした。
    先生もさることながら、私もぐっと我慢で石の上にも三年とがんばりました。
    おっしゃるとうり呼吸、発声、感情を出してと、言われながら十年目に入りました。(^^)ボケ防止になりますが、この歳になると覚えることは、なかなか出来ません。でも声が出るようになり、なんとか歌えるようになってきたようで~す。(o(^o^)o)

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    1. kyamiさん。すばらしいじゃありませんか。10年もなさっているのですか。続けることって、なかなかできません。まだまだ続けられそうですね。がんばってください。
      発表会などは、ドレスアップして……、ああ見たいし聞きたいわ。

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