2012年9月25日火曜日

日野原先生のことば


日野原先生と言えば、もう知らぬ人はいないほどに有名になられています。1911年生まれですから、もう100歳を超えられています。色々と、本を書かれたり、公演をされていますので、ご存じとおもいますが、含蓄のある言葉をちょっと書きならべてみます。

 
75歳から100歳まで、ゆるやかに老いていくというのがひとつの理想だと思います。そのために大切なのが音楽、美術などのアートなのです。

☆豊かな人生に、友人は欠くことができません。

☆私の家の老齢の梅の木は、幹は割れて折れそうだけど、毎年綺麗な花が咲く。人間も同じ。体はぼろぼろになっても、咲くものがある。

☆人生というのは、何年生きたか、という長さが重要なのではなく、どう生きたかという深さや濃さを含んだ全体としての量が重要です。

☆立ち止まらずに、行動し続けることが、自然とエネルギーを育んでくれるのです。

☆未知の世界に飛び込むと、それまで使ったことのない脳が動き出します。その刺激を受け、常に考え、感動していれば、歳をとっている暇などありません。

☆文明にはリミット(限界)がある。言いかえると、便利さにはリミットがあるんです。

☆この歳で、こんなに忙しく働いていたら、過労死してもおかしくないくらいです。そうならないのは、生きがいを感じてやっているからだと思います。

☆人の元気というものは「気」が、「心」がもたらすのであって、カロリーがもたらすのではありません。

☆まだまだ、僕にとって新しいことはたくさんあります。

☆自分の可能性というものを信じて、いきいきと生きようではありませんか。

 
日野原先生ならではのおことばですね。

4 件のコメント:

  1. 日野原先生は稀有な方です。どの言葉も心にずしんと響きますよね。そうだ、そうだ、と思います。

    でも、真似のまの字も出来ませんねえ。私は右脳が駄目なのか、アートは全然駄目です。子供の時からですから今更どうにもなりません。

    友達はこの年では多い方かも知れませんが、みんな年を取って、入院したり、外出できなくなったり・・私もそうですから文句は言えません。

    どうしましょう。

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    1. どうしましようか。(笑)
      日野原先生のように、皆が立派に100歳までも生きたら、それも困りますねえ。
      mimiさんはmimiさんらしく、古女は古女らしく、生きて行くよりしかたありませんね。
      私のように、絵画も字もダメというのは、字も絵画も共通したものがありますよね。手が思うわうに動きません。どちらも。これは、「不器用」というだけで片付けられないですね。

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    2. 日野原先生の様にはなれませんねぇ。
      少しでも近づくように私は、子供や孫達が健康で元気に過ごせるように、祈願しながら毎日写経一枚づつ書いてます。(硯で墨を摺って)
      時々私は、頂いた材料で、お寿司や煮物を作っては、ご近所の独居老人のかたや友達に持って走ります。元気ねと言われます。
      好きですることは疲れ方が違います、それに喜んでくれますから嬉しいんですね。
      自分なりに、楽しみながら、身近な人に役立つように歩いて行きます
      ごまめさんを見習いながら追いかけて行きま~す。

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    3. kyamiさん、感心しますねえ。立派なことなさっていること。お元気な証拠ね。
      私を見習うことなんかありませんですよ。(笑)

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