2012年9月28日金曜日

本当のこと?


日本が9月11日に尖閣諸島の土地を買い上げて国有化する方針を決めて以来、中国では、日本を非難するデモが各地で行われた。

このことについて、世界の情勢に詳しい、田中 宇という方が、こんなことを書いている。

前略……中国では、日本が尖閣の土地国有化に踏み切った背後に米国が黒幕として存在するという見方が強い。米国が、日中対立を扇動しているとの見方だ。今回の尖閣土地国有化の動きの始まりは、今年4月に石原慎太郎・東京都知事が米国ワシントンのヘリテージ財団での講演で、東京都が尖閣の土地を買収する計画を唐突に表明したことだ。

米政界のいずれかの筋(*多分軍事産業筋)が、石原に対し、尖閣を買収して日中対立が激化したら、米国は日本を支持し、日米同盟を強化できると入れ知恵(提案)した可能性がある。

米国は、南シナ海の南沙群島問題でも、フィリピンやベトナムが領有権の主張を強めるのを後押しし、これまでASEANと中国の間で棚上げ状態にしてあった南沙問題を再燃させた。
米国は、比越などを代理にして中国包囲網の戦略を展開し、比越に最新鋭の兵器を売り込んでいる。

そして、南沙と同じ構図が尖閣でも起きている。米国は、石原を誘って、日本が尖閣問題で領有権の主張を強めて島を国有化するのを後押しし、これまで日中が棚上げしていた尖閣問題を再燃させ、日本にミサイル防衛関連の新型兵器(レーダーなど)を追加で買わせた。
中略…日本では「日本の領土である尖閣諸島の土地を国有化するのは日本側の自由であり、中国側がそれを非難するのは100%間違っている」という世論が強い。だが、先日日中を歴訪したパネッタ国防長官は日中どちらの肩も持たず中立の姿勢をとった。尖閣問題について、米国の姿勢はあいまいだ。…後略

一部をきりとったものであるが、大まかに言うと、陰で力のあるアメリカの黒幕に、石原知事が踊らされたのがはじまりで、高額な兵器を買わされたという。本当かしら?

4 件のコメント:

  1. 日本は、仕掛けられたように思いますね。なんだか中国はアメリカ、アメリカは中国の出方を見ているように思います。
    石原都知事は黙ってしまいましたね、パホーマンス的な口出しは慎んでもらいたいですね。
    政府は、毅然とした態度で、立ち向かっていただきたいです。尖閣で弱みを見せると、この手で韓国やロシアも攻めてくるでしょう,この国も様子を見ているような気がします。
    日本は人間不信に陥ってしまいますね・・・

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    1. 政治の裏は私らにはよく解りません。でも、私らには、想像も出来ないような悪だくみは、ありそうですね。

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  2. よく分かりませんが、石原さんだってそんなに容易くは煽てに乗らないんじゃないですか。まあ、もし、それが事実なら、常日頃、中国のやり方に腹を据えかねていたんでしょうね。

    普段、温厚な紳士で、いい友人だと思っていたら、煽てられても相手が嫌がるようなことはしないと思いますよ。私も同様です。常日頃が大事。

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    1. 中国は、私は頭から信用できませんし、アメリカも、いざとなつたら、凄い力をもつた人たちが世界に火だねをうめこんでいる、ということは、よくいわれていることですから、我々には真相はわかりませんね。

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