2013年1月29日火曜日

施設と老後 その2


昨日の「施設と老後」に、mimiさんが、ケアハウスについて、いいご意見を書いてくださっていますので、読んでいただければご参考になるかと思います。

続きになりますが、書き残したことを思い出しましたので、書いておきます。施設の良し悪しのことですが、雑誌などで、ランキングを特集したりしているのを見かけます。そのことについて、ある本には、現場で働いてきた人が、こういったランキングは、当てにならないと言うのです。
それは、「言った者勝ち」で、雑誌社から送られてきたアンケート用紙に、正直に書く施設もあるけれど、中には、夜間看護体制とか、職員と入居者の比率など、大事なことを、実態とかけ離れた大ウソを平気で書くモラルの無い施設もかなりあるというのです。
例えば、老人ホームに例をとりますと、法律で定められている最低基準は、要介護者3人につき、介護者1人だそうです。こうした大事な数字をごまかしても、雑誌社は、よく調べることもなく、回答をそのまま、掲載しているので、こうしたものを鵜呑みにしてはいけないというのです。どの雑誌も、最後には、「自分の目で確かめるように」と、書いてあるので、雑誌社も、無責任なところは、認めているのでしょう。

また、近頃、よく聞く苦情は、「最後まで看取ります」という約束でやっと老人ホームに入ったのはいいが、どこか悪くなると、即病院に送られ、それが長引いて1か月以上たつと、ホームを出てほしいと言われてしまうのです。それは、入院すると、現在は、介護報酬がゼロになって、施設は、儲けにならないらしいのです。だから、退所してもらって、新しい入居者、ということになるのです。本当にそうした老人を抱えている家庭は、困ってしまう。
そんな話を聞きますと、ともかく元気でいたいと、つくづく思いますね。

 

3 件のコメント:

  1. お家で老後を送るというのが1番いいのでしょうが、この頃のように共稼ぎが増えたり、転勤族が多くなると子供が年寄を抱えると大変な事も多いです。年寄の方も、今の若者と一緒に暮らすのは精神的にかなりきつい。

    所で皆さんは老人施設に色々種類があることをご存知ですか。有料老人ホームと言いますが、今はみんな有料です。無料の所はありません。特別養護老人ホーム、ケアハウス、高齢者専用賃貸住宅。この間また新たな種類の施設が出来たと聞きました。名前は忘れました。介護保険や老人福祉法は、兎に角、めまぐるしく変わります。大抵はサービスの低下ですが、それこそ、専門のケアマネさんでもついて行けない、と言うほどです。

    介護保険も、保険料を払うだけでなく、その年になったら、内容を少し勉強しておく必要があるように思います。

    所で、親を施設に入れたら、暫くの間は、子供が今まで以上にサポートしないといけません。入れっぱなしでは親は孤独感や疎外感に悩まされます。まあ、半年間は度々顔を出すことですね。

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  2. 御免なさい。長いコメントですが、病気になると病院へ行くのはどこも同じです、施設は病院ではありませんので、病気を治す機能はなく、病人をほっておく訳にはいきません。そして、1か月以上、治らず入院が続きますと入居契約は消滅します。つまり戻れないという事です。契約書に書かれていると思うのですが、私のとこも同じです。
    終身介護というのは病気をせずに寿命が尽きた時の事です。

    病気が治ると新たに入居契約は出来ると思います。この世界はすべて契約の世界で、ヘルパーさん1時間頼むのでも御大層な契約書を取り交わします。

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  3. mimiさん。コメント、とても参考になりました。老人ホームも、「有料」と、特別にかいてあるところは、かなり、高額なんでしょうね。書いてないところは、所得財産に応じて、公的補助がちがってくるから、比較的、安くは入れるということになりますね。知人のお母さんは、退院後、入るところが見つからず、かなり奔走なさったようです。どちらにしても、入る時は、よく聞いて入ることですね。

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