2013年1月31日木曜日

愛妻の日


1月31日は、ゴロ合わせで【愛妻の日】だそうです。1月の1という字をアルファベットのI(アイ)と見立ててです。

全国の何か所かでは、「愛してるぞー」と、夫たちが叫ぶ会があるそうです。

どうも日本の夫は、「愛してる」などと口にしない方が多いらしく、「そんなこと、言われたことない」とおっしゃる妻が多いようです。私も、長年連れ添った夫から、そういうことばは、一度もかけてはいただけないままでした。

まあこれも、私のような年配の者だけかもしれません。近頃の若い方たちは、照れることも、恥ずかしがることも、あまりないようですし、女性も、そうした不満は、きちんと相手に伝えるので、夫も言わざるをえないでしょうね。
ま、言わないより言ったほうがいいのは当然です。しっかりと言ってください。「愛してる」と言われて怒る妻は、あまり居ないでしょう。見返りだって大きいはず。(笑)

私の夫は、私と同年だったのですが、まるで明治の男のように、亭主関白でした。というのは、父親が、とても我儘で威張っていたのを見て育ったので、その影響かもしれません。ただ、こういう亭主は、威張らせておくと、けっこう機嫌はいいものですが。(笑)

しかし、そんな男性ばかりではありません。私の妹の連れ合いは、やはり昭和一桁人間ですが、人前で、「うちの嫁はんはよくできとる」と、褒めるし、感謝の気持ちを綴って新聞に投稿したりするのです。妹は、「口ばっかり」とか、「要領がええんよ」とか言ってくさしますが、本心は、口ほどでもなさそうです。

夫婦というものは、歳を寄せてから、お互いが助け合って生きていく、というのが理想のように思います。働き盛りの時は、そうしたことが出来ない場合もあると思いますが、高齢になって、どちらかが病気になったり、障害がでてきたりしたときに、親身になって支えたり支えられたりできたら、共に生きてきた甲斐もあったというものです。妻が倒れても、夫が倒れても、お互いが今までの働きに感謝して、お世話ができれば、最高の夫婦でしょう。まあ、二人揃って健康で有意義な余生を送ることが出来れば、申し分ありませんが。

〝介護して再び芽生える夫婦愛〟シルバー川柳にありました。いいですね。

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