2013年1月20日日曜日

籤運


お正月の年賀はがきの当選番号の発表があった。私は、どんな籤にも弱いので、150枚ほどの年賀状で、3枚くらいは当たって当然なのだが、今年も1枚だけ、切手シートが当たった。毎年1~2枚、多くて3枚程度である。下3桁が当たったことはない。

おかしなくらい籤運が悪い。これは、昔からだった。学生時代、入学してすぐに、制服用の紺スーツ用のサージが配給になった。まだ物の少なかった時代なので、皆、手を叩いて喜んだ。しかし、そのサージの布は、クラスの頭数だけ無かった。2着分は、茶のドンゴロスのような布で、しかも、スーツの上着分だけしかないものだった。籤でドンゴロス2名を決めた。その籤を私は引き当ててしまったのだ。皆が紺のスーツ姿で写っている写真の中で、私ともう一人が、色の違うスーツを着ている。白黒写真でも、よく分かる。

籤に弱い者もおれば、強い者もいるのは当然で、私の教え子のN君は、めっぽう籤運が強い。ラジオを聞きながら仕事をしているので、クイズや、何かが頂ける申込みを、よくしているのだが、驚くほど当たるのだ。そのたびに「また、○○が当たりました」と、メールがくる。クイズの答えが分からないときは、私に質問のメールが来る。「センセ」というのは、何でも知っていると、未だに思っているらしい。私は、そのたびに、パソコンで調べて教えているのだが、それも良く当たるのだ。当たっても、私には、何もまわってはこないのだが。(笑)
そういえば、たった一人しか当たらないという有名な野球選手の帽子が当たったこともあるし、宝くじを買っても、損をしたことは無いと言う。ただ、大口の当たりはまだないらしい。

その本人も驚いた時があった。たしか、阪神が優勝したとき、大阪のホテルで祝賀会があったのだが、その招待ペア券が当たったのだ。それで両親に譲って行かせたところ、たくさんのお土産をいただいて帰ってきたそのお土産の中に、何かアンケートのようなものを書いて出すと、更に抽選で何かが当たるものがあったらしい。それを出したところ、またまた当たって、阪神のTシャツとか、2,3のものが送られてきたというのだ。だから、籤には、強い弱いがある、ということを、私は信じている。

私が籤運が悪いからといって、別にどうということもないのだが、考えてみると、【運】のよしあしで、その人の一生が変わることはよくあること。出生から始まって、受験、就職、結婚、事故、その他あらゆる事柄は、運がからんでいるのだから、神だのみもしたくなるわけだ。(笑)

 

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