勤めを止めて20数年にもなると、『仕事始め』とか、『初仕事』とかいう言葉にもピンとくるものがない。昔の感覚からすると、サラリーマンの仕事始めは、新年の挨拶のあと、ちょっとした会議でもして、早々と帰宅するような日かと思いきや、けっこう忙しい一日になるらしい。本格的な「仕事始め」ということらしい。
大将と呼ばれるのと、社長と呼ばれるのは、同じようで同じじゃないと思う。多くのお店屋さんが、会社組織となっているのだが、昔は、人と人との関わりの中でする仕事場に、何となく温かみのある雰囲気が流れていたと思う。タイムレコーダーなどなかった昔も、早引きも遅刻も残業もあったが、少々の時間の遅れや早引けも、喧しくは言わなかったろうし、少なくとも、工員さんは、家族の一員のような雰囲気と温かみがあったと思う。いい時代だったと思う。
どちらがいいとも言えないのだが……。
そうですね。昔は仕事始めは晴れ着で出勤し、半日で帰っていましたね。今は仕事始めはほんとの仕事始めらしいです。
返信削除万事、世知辛い世の中になりました。
仕事にもよるのでしょうが、お役所などの仕事始めには、着物姿のお嬢さんが居たように思います。
削除元日から出勤している方たち、いつお正月休みとれるのかしら。気の毒ですね。