2013年1月21日月曜日

笑い


「日本笑い学会」という会があるらしい。笑いが健康に及ぼす影響が、次々と明らかになってきて、笑うことを薦めている。データーも揃っているようだ。
例えば「吉本喜劇を3時間見て、笑い続けた癌患者さんの血液中の、癌細胞を攻撃するリンパ球の一種が活性化した」とか、「リュウマチの患者さんが、落語を聞いて笑った後は、血中の炎症を示す数値が全身麻酔をかけたときと同じように下がる」といったようなことが発表されているらしい。

素人の私でも、何となく分かる。笑って、気分が悪くなることはないし、その反対で気分はいいものだ。

お笑い芸人さんが、「被災地に行って、皆さんを笑わせる、ということが、なかなか出来なかったのですが、それでも勇気を出して行ったところ、皆さんが笑ってくれ、気持ちが晴れましたと言ってくださったときは、とても嬉しかったです」と言っておられた。苦しい時、悲しい時も、笑いは心を慰めてくれるものなのだ。

笑いは、笑おうと思って笑うのではなく、可笑しくて笑うのが自然なのだろうが、そんなことを言っていたら、笑う機会は限られてしまう。いつもいつも落語や漫才を聞いてばかりもいられない。……と思うのだが、心がけによっては、あるいは学習によっては、笑いはけっこう日常生活の中で増えていくという。

【日本お笑い学会】というのは、笑いに関心のある方なら、だれでも参加できるそうだ。会長さんは、関西大学教授の森下伸也氏。会員は1000人以上とか。詳しくはホームページに載っている。支部も16ほどあり、四国支部というのもある。

私は、今更入会するつもりはないが、せいぜい仲間同士、笑って楽しい人生がいいと思ってはいるのだが、こればかりは、年長の私も、ユーモア精神に欠けるので、いつも人様に笑わせていただいてばかりいる。借りがたまるばかりである。(笑)

 

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