おかしなことだが、人間は、「自分だけは大丈夫だろう……」と思っていることがかなりあるようです。
私も、口先では何だのかんだのと言いながら、本心では、かなり思っているので、皆さんもそうだろうなあと、推測してしまうのです。(笑)
例えば、【まだしばらくは病気で死にはしないだろう】 【認知症にはまだならないだろう】 【詐欺などにはかからない】 【これからもまだまだ安全運転は出来る】 【しばらくは、人に迷惑をかけずに生きていけるだろう】……などなど、並べてみると、随分と、自分に甘く、厚かましくも、いい気なものです。
自己満足をしている分には、人様に迷惑をかけることもないので、どうでもいいことのようですが、そうとばかりは言っておれないのが現実です。
よく考えてみますと、明日、一か月後、突然これらのことが、裏返しになることがあってもおかしくないのです。自分にとってイヤなことは、心理的に先延ばしにしてしまうのでしょう。困った現象です。一向に身辺整理も出来ないのも、このためのようです。(笑)
昨年8月の厚生労働省は、認知症は、10年間で倍増し、305万人に達したと発表していますが、実際は、国の統計は、かなり甘いらしく、ある大学の先生の研究では、400万を超えているということです。30年後には、1000万人と警告しています。
高齢者が、生涯のうちに認知症になる確率は、55%という事で、夫婦二人のどちらかは、認知症になる可能性が高いということです。
これからの若い方たちは、必ずといっていいほど、認知症の親の介護をしなくてはならないようです。子に迷惑はかけないと言いながら、施設不足で、どこにも入れない、というのが、これからの現実と思って間違いなさそうです。
認知症にならないだろう……なんて、呑気なこと、言ってていいの? 古女さんよ。
波乱万丈でなく平凡な人生でも、事故、病気、災害、
返信削除さまざまな不幸など不安材料はいっぱいです。
「自分だけは大丈夫」とでも思わないと不安で押しつぶされそうです。
自分勝手な思い込みですが、なんとか生きていくための
必要悪のような気がします。
そういうことでしょうね。生きていくための知恵のようなものかもしれません。
削除いろいろと考えていたら、やっておかねばならないことがたくさんあり過ぎるのですが、ま、呑気に生きて行くのがいいのでしょう。(笑)
明日の事が分からないのが人生です。くよくよする必要はないと思いますが、癌にも脳梗塞にも、認知症にもなるかもしれないのが人生だと思います。
返信削除なっても、どうという事はありませんよ。人間1度は死ぬものですし、呆けたって、呆けたまま生きて行けばそれでいい事だと思います。歩けなければ車椅子もあるし・・・私は車椅子でも一向に不自由していません。
mimiさんは、考え方が前向きだし、まだまだ元気な生活が続くと思います。何度も死線を越えているもの。
削除それに、絶対にボケないタイプと思わせるものがあるし、羨ましいわ。
足が不自由でも、歩くこともできるじゃありませんか。
その上、ケアハウスで安心して暮らしておられるのもいいよね。
私も将来ケアハウスに入りたいなあ……。経済的にはもったいないけど。