2013年10月16日水曜日

アンパンマン


アンパンマンの作者、やなせたかしさん(94歳)の死を新聞は大きく一斉にとりあげていました。

【やなせたかし】という漫画家の名は知らなくても、【アンパンマン】を知らない人は、まずいらっしゃらないでしょう。大人も子供も、あのアンパンマンや、バイキンマン、ドキンちゃん、ショクパンマンの顔を子どもといっしょに絵本、映画、テレビで何度もみたことがあるはずです。

このマンガのテーマは【貧しいものへの味方】【正義の味方】、そして【反戦と命の大切さ】ですから、子供に見せたくないマンガと違って、多くのフアンがいらっしゃいます。ですから、「やなせたかし」という漫画家の偉大な功績が、人々に惜しまれているのでしょう。

94歳まで現役だったやなせさんが、亡くなられて政府は、勲章を与えることにした、という報道がありました。「えっ?今までに勲章を差し上げていなかったの?」という思いがしました。そして、亡くなってからの勲章なんて、本人には分らない。どうしてもっと早くに……と、思ったのです。勲章なんか、いらん、という方もおられます。それはそれでいいのです。ただ、政府が、生きているだれもかれもに勲章を授けている中で、ちょっと不思議な気持ちになりました。もっと厳しく言いますと、なーんも国の役に立たなかった政治家に、ただ国会議員だったというだけで、勲章をやっています。それなのに……と、古女は歯ぎしりの思いなんであります。

【えへん。漫画家よりも、政治家が偉いんだよ】【ああ、そうですか。すまんことでした】

 

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