2013年10月6日日曜日

危ない橋


昨日書いたように、今朝の時事放談(仙谷氏&片山氏)を見て、やはり、今の現状が、とても、安倍さんの言うように上手く景気が好転し、皆の懐がよくなっていくとは思われない、という思いを強くした。日本は、今、本当に【危ない橋】を渡っているのだと思った。

それにしても、選挙に敗れたとはいえ、仙谷氏の政治に対する考え、現在の日本経済の状況把握、汚染水問題などなどを聞いて思うのは、やはり、日本の政界には、たとえ野党であっても、仙谷さんは欠かせない方だった、という思いが離れない。安倍さんのように、近視眼的な見方で国の舵取りをしていては、将来、難破しかねないと、つくづく思う。根本的な問題に切り込む人物がいなくてはどうにもならない。

これはもう、私のような素人が考えても分かることなのだ。これだけの赤字財政を抱えて、目先のことに目がくらんでいては、益々貧富の差が大きくなるしかないのだ。公共事業が景気対策に必要だからと、消費税5兆円を公共事業に回し、根本的な財政の立て直しを後回しにしていては、どうしようもない。低所得者は、益々辛くなるにちがいない。マイナス面の対策に、もっと真剣に取り組んでいかねば、何をしても、効果は出てこない、ということなのだ。

今は、世界中が色々な問題を抱えているのだから、そんな中で、いつ、どんな【とばっちり】を受けるか分からないのが今の日本。しっかりと、舵取りは踏ん張っていただきたいものである。

 

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