2013年10月29日火曜日

置き薬


使わなくてもいいですから、置かせてください」とおっしゃって、薬箱を置いていかれる業者の方がいて、私の家には、二つの置き薬の箱があります。
 
薬屋さんが、置き薬の点検にいらっしゃいました。今回も、何も使っていなかったので、薬の入れ替えも、断りました。賞味期限が、一年以上あるものばかりなので、勿体ないですから。

昔、富山の薬屋さんが、富山から来てくださっていた時代は、一年に一度、大きな荷物を自転車に積んでこられて、ちょっとした世間話などしたり、富山の話などしたりして、けっこう楽しみにしていました。「もうそろそろ来なさる頃だ」なんて家族で話ていました。

いつからか、自転車がオートバイになったりして、そのうち、ぱったりと姿をみせなくなりました。「何かあったのかしらねえ」と、2,3年は、気にかけていたのを思い出します。

最近は、もう薬箱の中の薬を使うことは滅多に有りません。風邪をひいても、【風邪を直す薬はない】ということを信じて、高熱でも出ないかぎり、治癒力に任せて静かにしていると、そのうちに治ります。熱が出ますと、インフルエンザか?と思ってお医者さんに行きますから、たまに目がコロコロしたりしますと、目薬を使うくらいです。

年に2回か3回、薬箱を見に来てくださるものの、殆ど使っていないので、なんだか悪いような気がして、薦められるままに、健康食品のようなものを買ったりしたこともありますが、それもあまり飲んだりせずに戸棚の中で賞味期限を待っている始末。何となく私は、野生の動物的だと可笑しくなるときがあります。(笑)あまり必要ではない薬を飲み、むやみに医者通いをすることは、返って自然治癒力を弱めてしまうような気がするのです。

それに、国民の医療費のことを考えますと、保険料が高い、医療費が高い、と嘆く傍ら、医療費の無駄遣いしてはいないか、やはり、ひとりひとりが、小さいことから考えていかなければいけないと、反省しています。

 

2 件のコメント:

  1. 子供のころの富山の置き薬は、紙ふうせんをくださるのがとても楽しみでした。
    薬は毒薬を少しだけ飲むので病気を治すんだから、なるべく飲まないほうがいいですよね。
    私も最近の置き薬を利用していた時期もありました。たくさんの薬が使用期限を過ぎてしまって無駄になります。そんなことでは業者はもうかりません。薬の点検という名目で定期的に訪問し、健康食品を売るのでそっちで稼ぐんです。それに気が付き、そのうえ応対がおっくうになってやめました。

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    1. そうそう。紙風船、それからゴム風船になりましたね。
      >健康食品で稼ぐ…… 何となくだんだんと、説明が長くなってきました。買いませんけど。(笑)

      箱は、いくら使わないのでと言っても、置いて帰ります。私、押しがききませんから。(::)

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