2013年10月22日火曜日

末期医療


義兄が、入院先の病院で亡くなりました。私も午後からそちらに出かけていて、先ほど帰ってきました。明日はお通夜、明後日は、お葬式と、心忙しい日が続きます。

昨今は、自宅で最後を迎えられるように、医療や看護体制は少しずつですが、整ってきているようです。しかし、義兄の場合のように、老老介護の場合は、自宅での最後は無理だろうなあと、思います。個人病院なので、病院に置いてもらえたのでしょう。大きな公立の病院では、早くに追い出されていたかもしれません。

しかし、病人さんは、家がいい、家に帰りたいと仰る方が殆どと聞きました。そして家に帰ると、病人さんは、心穏やかに、療養されて、旅立つことが出来るようです。
余命が限られた方の希望は、叶えてあげられたら、これ以上のことはないでしょう。 

義兄は、幸いにも、苦しむこともなく、安らかに、息を引き取ったそうで、まるで眠っているような、穏やかな顔です。病気にもよるのでしょうが、傷みの訴えもなく、手足を擦ってあげるくらいのことだったといいますから、いわゆる【緩和ケア】ということが、きちんとできていたのでしょうか。

どんな状態であれ、病人が、心穏やかに治療がうけられ、苦しみや傷みを緩和していただけるような医療こそが、私たち高齢者の望む医療だと思います。

私のようなトシになりますと、好い知らせ、嬉しい報せよりも、よくない報せを受けることが多くなります。だんだんと、寂しくなるのですが、こればかりは致し方ありません。

何か、楽しいことでも書こうと思ってパソコンの前にすわったのですが……。

明日は、楽しいこと書きたいなあと、思っています。

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