2013年8月12日月曜日

お盆


庭で火を焚いて、ご先祖様をお迎えした。こうした行事は、私がここに嫁いできて以来、毎年行っている行事だ。いくら私が、死後の世界はないと思っていても、万が一あったら大変だ。心をこぬて、お迎えしている。

ほとんどの町村では、今日から盆踊りがはじまっている。都会の大学に行っている子などは、帰省のおり、阿波踊り見物の友達などを引き連れてくる子もおり、女どもは、忙しいお盆になる。

先日、友人のお連れ合いさんの初盆ということでお参りさせていただいた。ご家族は、懐かしさや悲しさもひとしおである。日頃の好物などを備えて、生きているかのように、写真に語りかけている。

私の夫が亡くなったのは、平成7年であるから、もう18年も月日がたっている。夫の次に逝くべき私が、まだこの世にいるので、一番若い仏様は夫なので、仏壇の前の写真は夫である。18年前の顔をして、語りかけてくる。多分、「お前、その顔、どなんぞせえや」と言ってるのだろう。(笑)夫はよく、私のなりふり構わぬ頭をみて、「お前、その頭、どなんぞせえや」と、言ったものだ。

昔のパーマは、今と違って、ちりちりになつたり、ぱさぱさになったりして、ぱーっと広がってしまう。いちいち美容院へセットに行くわけにもいかず、美容院にあるような、頭からかぶさってくるような、セットの機械を買って、洗髪後は、髪をロットで巻いて、その機器の下にすわって自分でセットをしたものだ。懐かしい。

今年も、もう踊り見物には行かない。ケーブルTVで放送してくれるのを見るだけだ。それで十分楽しめる。

でも、元気な人たちは、どんどん町にくりだして、見たり踊ったりしてほしいと思う。実に楽しい。……と、大いに宣伝もしておきましょう。(^^)

2 件のコメント:

  1. 懐かしい風景ですね。私は宗派の違う家へ嫁いできたので、嫁に来て以来迎え火は炊きません。

    夫がこの世を去って30年です。一番上の孫が31歳。曾孫が4人出来ました。お仏壇も長女の家に移動して、今、私は身軽です。

    私の担当の理学療法士さん静岡の方です。今年は、阿波踊り見てよ、と宣伝しておきました。

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    1. 過ぎてしまうと、30年もアッと言う間ですね。色々とあったことも、水に流せる年月ですね。

      理学療法士さん、踊りだしておられるかも。(笑)

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