2013年8月30日金曜日

化学兵器


色々な批判がされている中で、アメリカは、シリアに対して軍需手段で制裁を加えるらしい。シリアが、化学兵器を用いたという確実な証拠がない、という批判にたいして、耳を貸そうとしない。

どちらが使ったか、ということが、まだ解決されていないのだ。アメリカは、戦争で儲ける産業が多い。また、そういう人たちに支えられて、大統領や議員といった政治家になった人も少なくない。そういった力に押されて、アメリカは、戦争に踏切ざるをえないのかもしれない。以前も、アメリカはイラク攻撃で苦い経験をしている。日本だって、アメリカの言うがままに、その戦いを援助している。

イギリス政府は、このアメリカの闘いに、賛成して同調しようとしたが、議会が否決したので、参戦は難しくなった、と報道されている。

イギリス、内心はほっとしているのではなかろうか。戦争に加担するなんて、イヤにきまっている。

 
さて、日本だが、もし、安倍さんの望むように、憲法解釈を拡大して、日本も、アメリカが戦えば、それに同調して、自衛隊も鉄砲もって戦うことが出来るようになれば、必ず出動するだろう。いや、させられるだろう。

 
与党が、過半数以上という国会の怖いところは、これに反対しても、イギリスのように、政府の案を否決できないことではないだろうか。

政治にはくわしくないのだが、自民党の今の数では、そういうことになるだろう。自民党内で意見がちがっても、最後はまとまると、豪語していたのだからまとめるだろう。

 
どんなことがあっても、戦争をすることはよくない。関わりの無い市民が不幸になるからだ。意義もよく解らない闘いに、たとえ、援助の形であっても、してもらいたくないものだ。

 

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