2013年11月13日水曜日

週刊誌


滅多に買ったことのない週刊誌だが、読む機会はある。美容院、病院、そして本屋での立ち読みである。

きょうは、美容院で、髪をカットして頂いたし、背中のスジの治療院にも、そして本屋にも行ったので、3冊を手にした。珍しい。(笑)
 
美容院や病院では、そこにあるものを手にするのだが、本屋では、大抵、週刊文春を手にして、【適菜収の今週のバカ】という1ページを立ち読みする。この作者、本職?は哲学者だが、政治家、財界人をまな板に載せて、めった切りする。今日は、買いたい本を探すのに時間がかかったので、立ち読みはせずに週刊誌を久しぶりに買って帰った。ま、買えば読むところはいくつもある。380円でも、学ぶところはある。

先ほど今週のバカはだれかと開いたら、最高級ホテル【ざ・リッツ・カールトン大阪】の総支配人のオリオル・モンタル氏。もうここまで書くと、内容は想像できるというもの。例のメニューと違う食材を使っていた事件。

言い訳がさっぱり分からないことを言ったらしい。「一番の問題は何か」の問いに、「総支配人としてどこが問題だったかは、申し上げるべきではない」とも言ったそうな。

この適菜氏につかまれると、「傲慢さが顔に出てる」なんて、顔まで批判される。(笑)

「このホテルの従業員を淑女、紳士と呼んでいるのは、信頼や誠実を売るホテルの従業員は、紳士、淑女でなければ徹底したサービスは出来ない」などという総支配人だが、そんな無駄口は叩かなくていいから、正真正銘の車海老や、純粋のフレッシュジュースをとどけろと叱っている。

一流のホテルの中に、こんな名のホテルがあったとは私は知らなかったが、紙パックにはいったジュースが、搾りたてのフレッシュジュースという名になるし、自家製というパンは、7年も前から外部から仕入れたもの。「意図的ではなく人為的ミス」というような言い訳は通用しないのは当たり前。

この適菜氏、【池に落ちた犬を叩く趣味はない。でも、池に落ちそうで落ちない犬に対しては、そっと背中を押してあげたくなるのは人情というもの。ましてや、すでに池に落ちているのに、落ちていることに気づいていない犬は、軽く叩いてやったほうがいい】とおっしゃって、紙面で叩いている。ふふふっ(笑)

 

4 件のコメント:

  1. 週刊誌は買った事はありませんが、今回入院して少し体調がよくなった頃、ディルームと言う処においてある週刊誌を手当たり次第に読みました。時々眉に唾を付けながら、フーンそうなのか、興味深く飽きも来ないで、暇つぶしすることが出来ました。なかなかいいものですね。

    食品偽装は週刊誌のいいターゲットでしょう。取り敢えずは叩いて置けば間違いない。
    もう少し掘り下げた議論が出るには暫く時間がかかるでしょうけど・・・

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    1. 週刊誌は、新聞広告だけで十分とおもっていましたけど、けっこうおもしろいですね。ま、出鱈目もおおいでしょうが、暇つぶしには、もってこい。美容院も、治療院も、じっとしているよりいいもの。(笑)

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  2. 哲学者で若そうだけど適菜収氏の話は耳を傾けさせるものがあって、彼の書いたものがあると真剣に読んでいます。

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    1. 彼の書く「今週のバカ」は、きしょくがいいです。(笑)それ以外読んでいませんが、エッセーは、よんでみたいです。

      哲学書は、読んでも分からないだろうなあ。

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