2013年11月27日水曜日

徳島市民劇場


徳島市民劇場と言うのは、特定の経営者がいるわけではありませんが、優れた演劇を地元で年6回ほど(ふた月に1度)観ることのできる会員制の演劇鑑賞会です。(会費1か月2.200円)昔入会して、一時忙しくて退会していたのですが、演劇塾生になってまた会員に復活いたしました。

この会は、会員・サークルが主宰者で、当番制で運営していますが、私はいつも、サークルのリーダーさんにお任せして、一度も運営には参加していないという怠け者会員です。

入会方法は、いつでもだれでも会員になれますが、3名以上でサークルを作るか、どこかのサークルに入れて貰うかして会員になります。

今日は、その市民劇場の11月例会でした。阿波銀ホール(卿文)で【はい、奥田製作所。】という演劇を鑑賞してきました。今年最後の例会となります。

いつも、3日間上演されるので、都合のつく日に行くことになります。今回は、昨夜と、今日の昼、明日は鳴門で夜、というぐあいです。夜はお勤めの方が多いし、昼は、もう退職された方や家庭の主婦の方が多いようです。

当然ながら、会員が少なくなりますと、運営は大変です。いつも、各グループは、会員を増やしてください、ということを言われます。3回の上演が、2回になったり、あるいはいい演劇が見られなくなる可能性も出てきます。名もなく貧しい劇団であっても、いい演劇はあるでしょうが、そういうものばかりでは会員も納得しないでしょう。

今日の【はい、奥だ製作所】は、職人肌のガンコ一徹の社長(鈴木瑞穂)が病で入院。後を継いだ息子は、新しい経営方針で大改革を宣言したのだが、従業員との間は気拙くなるばかり。リーマンショック後の東京の町工場を舞台に、家族と従業員、若者たちが、大いにぶつかりあいながら、働くこと、生きること、信頼、などなど、現代に生きる人々に暑いエールと、元気をあたえる、というものでした。終焉後は、ロビーで、スズキさんを囲んでの交流会がありましたが、私は急いでいましたので、そのまま帰りました。

来年1月の公演は、【無名塾】が、名作ロミオとジュリエットです。

お芝居好きの方たちの入会をお勧めします。何もお手伝いできないので、せめて、ここで入会の宣伝をさせていただきました。(^^;;

 

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