2013年11月21日木曜日

忘れられないことば

今日は、多忙な一日。明日はもっと多忙。文芸協会役員の山本枝里子さんの歌集出版記念会。文芸協会役員が主催となって準備をしているので、最後までお伴。(笑)

明後日は、枝里子さんの心尽くしで、慰労会のような紅葉狩りで祖谷方面に。何しろ枝里子さんは、もう短歌の世界では、全国区なので、短歌の大御所の佐々木幸綱氏夫妻も招待客とあって、ちと緊張しています。(笑)講演はお願いしてありませんが、ながーーいご挨拶を頂くとか。(笑)楽しみです。

そんな関係で、ちょっとバタバタしますので、ブログは、とりあえず、以前に読んで感銘したことばなどの抜き書きでお茶を濁します。

☆日本画家 堀文子さんのことば。

「最後まで(この世の不思議に)驚いていたい」
「人様がほめてくださいますと、いい気になってしまいます。それが怖くて、そういうことからすぐ逃げちゃいますの」

「同じ境地に停滞して澱むことはきらいです。つねに新しい環境に自分を投げ出してきました」

ある日の対談より。

「蜘蛛の巣、ごらんになる?こんな美しいものがあるかしら!この蜘蛛たちは、大学の工学部なんて出ていないのよ。建築学なんて学んでいないのよ。なのに、こんなにも精緻な模様を編み出すなんて・・ねえ・・
若い頃は人間が一番だと思っていたから、蜘蛛の巣の美しさがわからなかった。
でも年をとって、人間の考えることなんかより、こういうもののほうがずっと偉いと、心底わかったの」
誠に見事な生き方です。(現在95歳 1918年生まれ。)


2 件のコメント:

  1. 山本さん、豪勢な祝賀会をなさるんですね。幸綱先生がわざわざご来県なんて凄い。事務局も緊張しますね。お疲れになりませんように・・・ご盛会をお祈りっします。

    言われてみれば、蜘蛛って凄いですね。人間が作ろうと思ったら大変でしょうにねー。

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    1. 大学出ても、蜘蛛の真似ができないなんて、蜘蛛にとってはとても愉快な話ですよね。ふふふっ。

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