2013年11月6日水曜日

集い


今日は、我が荒家で、毎月恒例の【百舌の会】を致しました。同級生8人ほどが集まって、食事をしたりおしゃべりをして楽しみました。
ホテルですることが多いのですが、時間の制約もない、しかも、気がねすることもないということで、我が家を希望される方が多いので、私も都合の付くかぎり、集まって頂くことにしました。

元教師というグループなので、話も合いますし、生活状況もよく似た者同士なので、自分を飾ったり、背伸びをしたりする必要もなく、ほんとに気易く、何をしゃべっても、どんな失敗談を披露しても、軽蔑されたりすることもないので、いいストレス発散の場でもあるようです。気心を知っている、というだけではなく、気持ちの中に、皆に対して大らかな愛があることが、いい雰囲気を醸し出すのではないかとも思います。

そして嬉しいことは、皆さんまだまだしばらくは【認知症】にはなりそうもない連中、ということです。

最近の統計では、認知症の人は、全国で462万人、認知症になる可能性がある軽度認知障害の人も400万人いると推計されています。65歳以上の高齢者のおよそ4人に1人が、認知症とその予備軍ということですから、私たちのグループは、なかなか好成績?と言えます。(笑)

皆が皆、パリパリの健康体というわけではありません。医者通いの方もおりますし、あちこちが痛い者もおりますが、共通していることは、出ていくことには積極的で、明るいことです。ま、老人によくあるウツになりそうな方は、おりません。集まりは、ひと月に一度でも、よく電話で話し合ったりしているので、情報は行きわたっています。

こうした仲間というのは、やはり、急には出来ないものですから、少しでも、ゆとりの出てくる時期くらいから、始めるのがいいように思います。人と人とのつながりによって、成長も出来ますし、支え合う喜びも生まれます。

このトシになりますと、おしゃべりの内容は、大体落ち着くところは決まっています。(笑)
今日も、【最後をどこで迎えるか】と、いうことになりました。それぞれ環境が違いますが、出来る限り自立した生活を一日でも長くしたいのは共通です。

ふと、思いました。こうした仲間と、助け合ってのグループホームなんて、いいかもしれない、なんて……。(^^

 

2 件のコメント:

  1. ごまめさん、いいお友達を沢山お持ちでお幸せですね。年取ると友達がだんだん減ってゆく、寂しい事です。ごまめさんのお家が集まりやすい雰囲気をお持ちなんでしょう。

    お喋りをするって何でもない事のようですが、老人の心身にはとてもいい事だと思います。

    私も今はベッドの上ですが、早く外に出でていつもの会に参加したい。今、声が正常に出ないので、まずそこから・・・そして、脳の回転を速くしたい。歩くのは何とか元に戻りましたので、他あのことも徐々に何とかなるかもしれません。

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    1. 不死鳥、不死身、ということばが、mimiさんにはぴったり。何度も、お医者さんに、「もう治らない」なんて、出鱈目な宣告うけましたよね。(笑)「寝たきりになるんじゃないか」「こんな痛い痛いと、毎日を過ごすのか」なんて、脅されても、そのうちなおっちゃった。(笑)
      今回も、もう歩けるようになったのですもの、mimiさんの生命力は、健在ね。嬉しいわ。気長く頑張ってくださいね。

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