2013年11月19日火曜日

紅葉真っ盛り


ぐっと冷え込んできた。今日は、まったく冬のような寒さだったので、部屋は暖房をつけっぱなしだった。

木々の紅葉も今が盛りのようだが、まだ、紅葉を観に行くゆとりがない。あと、何日かしたら、あるグループで連れて行ってくださるので、楽しみにしている。

紅葉といえば、何年か前、紅葉が見たくなり、知人を車に乗せて5人が出雲まで一泊二日の旅に出たことがある。その途中の紅葉の山々の美しかったことは、今も目の裏に焼きついていて剥がれない。運転をしながらも、ブレーキを踏み踏み、歓声をあげながら通ったのを思い出す。

宿についても、窓からの紅葉が、絵ハガキのように美しく、俳句をしている知人4人は、早速だれかの「するで?」の一言で句会が始まった。俳句など作ったことないと言う私を、無理やり座らせるという強引さだ。

私を除く四人の方は、どこかの結社に所属している方たち。句会をするなど、聞いてもなかったのだが、あの紅葉を観ては無理もない。ただ一人私は、頭を抱え、冷や汗を流しながらの挑戦となったが、ま、私も四人と同じように、燃える山々を見てきたばかりだったので、何とか指を立てたり折ったりしながら、五句という責任を果たした。

  ☆山一つみやげにしたい紅葉旅  

情深いお方が、素人の句と判りつつも、哀れみの点を入れてくれた一句である。

その後、京都の紅葉を観に行ったこともある。これもまた、言葉には言いつくせない赤色、紅色、黄色、そして緑の表情が、胸に焼き付いてしまった。

若い時には、旅をしても、「ああ、いい景色だ、いいなあ」ですんでしまったものが、だんだんと、感動、感激の思いが強くなってくる。TVのようなものを介してみる景色であっても、涙が出てくるほどに感動出来るようになる。自然の素晴らしさに、生きる喜びを感じることが出来るのだ。やはり長生きはするものだと、しみじみ有難く思っている。

 

 

2 件のコメント:

  1. 私も紅葉の季節に出雲まで行ったことがあります。大山の紅葉の美しさはちょっと表現しにくいですね。人間を狂わすような美しさ、激しさでした。今日、短歌の友達が紅葉狩りに行っている筈。私はベッドで昼寝です。皆さんどんな作品を持って帰って来るかなあ。

    余り綺麗だと作品化し難いですね。ごまめさん、5句も作ったなんて凄い。
        
        終焉は紅葉のように狂いたい

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    1. 綺麗すぎると、作品化しにくいのですね。何となく分かりますが、mimiさんのようなベテランは別でしょう。

      紅葉のように狂いたい……ねえ。 難しいなあ。

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