2012年3月27日火曜日

ミニ同窓会

昨日は、ミニ同窓会に出かけた。10人ほどが、毎月ホテルなどの一室に集まって、昼食をとりながら、近況を話し合ったりしている。
全員が元教師なので、話しが合うというか、話題にこと欠かないので、次々と話が弾む。時間がくると、喫茶コーナーに席を変えて、また続く。ちなみに会の名は『百舌の会』ぴったしの名である。

毎回きまって出てくる話題は、膝が痛いだの、腰が痛いだの、身長が縮んだの、財布を落としただの、誰それが亡くなっただのと、あまりハツラツとした内容ではないのだが、けっこう笑いが途絶えないという集まりでもある。

昨日は、老人施設の話しが出た。施設にも色々あって、自分たちが入るとなれば、どこがいいか、そろそろ考えておいたのがいいような話題だ。身辺整理の難しさも、皆が何度も体験済み。思い切りの悪さを嘆くことしきりだった。

こうした集まりに積極的に出てくる方たちは、ほとんど前向きな毎日を過ごしており、することがいっぱいあって忙しく動いている。趣味の会、習い事、ボランティア、中には夫の介護に病院通いという方までいるのだが、それでも笑顔で集まってくる。
忙しいからと言って、「出てこれない」と仰る方は滅多にない。遅刻しても、日を変えてもらってでも出てくる。この会が、『楽しい会』ということであり、それだけ私たちにとっては、大切な会でもあるのだ。

いつも思うのだが、同級生というのはいいものだ。お互いに口に出すわけではないのだが、腕を組んで、坂道を助け合って登っていくような、そんな絆で結ばれている。
あるいは、山登りのザイルのように、あるときはAさんが先頭になって引っ張り、ある時はBさんが後押しをして、といったように、助け合っているのだ。
だからもう10年も続いている。それぞれバラバラの性格の集まりだが、誰もが、仲間を大切に思ってる。
こんな仲間を持つことの幸せを噛みしめた一日であった。

2 件のコメント:

  1. 同級生って、ほんまにいいものですねえ。私たちは古女さんのように定期的には集まっていないけれど、中学、高校、大学の友人たちの中にそれぞれ、絵や写真、フラダンスなどをしている人が居るので、それぞれの発表会や展覧会に、誘い合わせて集まっています。大抵同じ顔ぶれが集まるので、ミニ同窓会のようなものです。古女さんと同じように、とりとめのない話と笑いでひとときを過ごし、ほんわかと元気になって帰ってきます。やはり、話題は体の不調、老後のことが多いですねえ。最後に「残りの時間を楽しんで過ごそうね」
    ということで一件落着。友達は私の宝物です。

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    1. ほんとに気兼ねの無い仲間ですね。

      お六さんは、まだまだ若いですよ。これから何でもやる気があれば出来るんですもの。

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